アパレルブランドの新しい風 | A new style of apparel

みなさんこんにちは。ファッションビジネスのコンサルティングをしているWeeelの城です。今日は最近気になったこちらのニュースから、大きなトレンドを失ったアパレル業界の流れを紐解いていこうと思います

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CONCEPT OUR MISSION Explolre and increase innovation 私たちは、『センス』『育成』『プロフェッショナル』をキーワードに、新しいマーケットを創造します。対話を通して、企...
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榮倉奈々さんが始めた「newnow」

2023年10月に俳優・モデルの榮倉奈々さんがファッションブランドをスタートしました。特徴的なのは、『自分が代表の会社であること』『福屋千春氏などプロフェッショナルがバックアップ』という点でしょうか。MDはユニセックスを基本として受注生産、、、と昨今の流れを踏襲しているようです。

中身を見てないのでわからないですが、プロモーション視点ではとても魅力的に感じました。また新しい成功のパターンとなりうるかも、、、と感じます。

自分がリスクを負っている

小嶋陽菜さんのHer lip toの成功の事例もそうですが、自分がリスクを負って発信していくことが1つのキーポイントになってきていると思います。レディースファッションの本質は『スタイル』でありますが、服あまりの現代においていはスタイルを超えて『生き方』に共感し、購買行動が起きているのだと感じます。ファッションはバリューチェーンが意外と長いため、意思の統一が非常に重要になります。よくディレクターという人がいるのはそういう意味です。昨今は『経営視点』まで発信者が登りコミットすることでブランドを成功に導いているのだと感じます。

2022年2月22日、運営元であるheart relationの新経営体制が発表され、創業者の小嶋が代表取締役CCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)に就任した。

https://signal.diamond.jp/articles/-/1055#:~:text=%E5%B0%8F%E5%B6%8B%E9%99%BD%E8%8F%9C%E6%B0%8F%E3%81%8C,%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B5%E3%83%BC%EF%BC%89%E3%81%AB%E5%B0%B1%E4%BB%BB%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

榮倉さんのnewnowもやはり自分が代表を務める会社を作りそこが運営していくようです。芸能人がやってるアパレルって調べてみると意外と雇われとかが多いので、スタートから違いがあったりします。

プロがいる

今回のリリースを見る限りプロフェッショナルと言われる方が名前を連ねているように感じます。関わり方がどんな形なのかによって課題はあるかもですが、クリエイティブ、プロダクト面では非常に好印象を感じます。

榮倉が声をかけてタッグを組むのは、数々のモード誌や広告で活躍するスタイリストの上杉美雪さんと、日本の実力派ブランド「COATE(コート)」のデザイナー福屋千春さん

https://www.chunichi.co.jp/article/783631

やはり成功するブランドの背景にはプロがいると感じます。古くはメゾン ド リーファーはジュンが運営、jouetieはマークスタイラーが運営し、ものづくりのバックアップがあった。井川遥さんのloinは、設立当初は三越伊勢丹がものづくりと販売支援をしていました。大手小売と組むことで、小売側には限定MDを提供、代わりにブランドは最高の立地(時期)をもらう。まさにプロフェッショナルな戦いだと感じます。

井川遥がプロデュースを手がける新ブランド、「ヘルト(Herato)」と「ロワンloin.)」が三越伊勢丹期間限定ショップでデビューする。10月25日、井川をゲストに迎えプレス向けのお披露目会が行われた。

https://www.fashion-headline.com/article/17718

D2Cモデルに感じる課題

D2Cブランドというものが日本国内では2018年くらいから台頭してきました。インスタグラムなどを使い自分発信で直接顧客に販売していくスタイルです。コロナ禍を背景にSNS・WEBを中心に大きく売上を伸ばしていきました。コヒナなどはまさにその中心的存在で、WEBを中心とすることで限界費用を下げ、効率的に売上を高めていくモデルです。

創業3年で月商1億円、身長155cm以下の小柄女性向けブランドが急成長したワケ

https://signal.diamond.jp/articles/-/529

成功しているブランドもあればうまくいかないブランドもあります。個(ディレクター・インフルエンサー)に共感し一定の売り上げまでは上がるがそれ以上伸びることができないブランド、バズって伸びたがその後の戦略を間違え、急降下したブランド、、、。販売手法が先行した結果、土台を整えることができず伸び悩んでいるのが、2023年の日本のD2Cの現状だと感じています。

昨今では伸び悩みを解決するためか、効率化の流れが見えてきたと感じます。大手資本の傘下や業務提携をすることで物流の効率化を図る、シナジー効果を狙う、、、などです。

TSIで進化する「エトレ トウキョウ」 大手アパレルとD2Cの新しい互恵関係

https://www.wwdjapan.com/articles/1660415

クラシコム、アパレルD2Cブランド「foufou」を子会社化 ライフカルチャープラットフォーム拡大へ

https://markezine.jp/article/detail/42606

芸能人ブランドってどうなの?

話は一気に変わって、ここからは芸能人のブランドってどうなんだっけ?というお話です。結論から言うと『やっぱ芸能人ってすごいわー』です。

芸能人D2Cブランドリスト(32ブランド)

古くは神田うのさんのScena Duno(2001)、若槻千夏さんのWC(2009)、梨花さんのメゾン ド リーファー(2012)など。最新では窪塚洋介さんの8G SHOOT(2023)、紗栄子さんのmy apparel(2020)など32ブランドをリストアップしました

出店ピークは2017-2018

芸能人アパレルブランドの出店は2017-2018がピーク。それ以前は大手資本傘下でスタートが多かった芸能人アパレルが、中小企業の支援で運営が進んでいるのが特徴です。OEM・ODMの一般化が進んだのがこの時期だったので、生産の民主化も芸能人アパレルラッシュの一助になっているようです。

店舗展開を見てみると、過去〜現在まで多店舗展開で成功しているブランドは多くないことがわかります。10店舗以上を全国に展開するよう大手アパレルのすごさ(仕組み・ブランド力)を感じるところです。

くモデルで

32ブランド中9ブランドが閉鎖

ブランド閉鎖は9ブランドと、約70%が継続していると言う結果に。想像では結構終わってると思ったので意外な結果になりました。やはり圧倒的な知名度を持つ芸能人が運営するアパレルというのはすごいなと改めて感じました。

閉鎖理由としては、運営会社都合での終了(倒産など)が多く、 ≒ 芸能人の発信レベルが下がり売上低下 と思われるものが多かったです。

インフルエンサーブランドは2018-

2018年からインフルエンサーブランドが台頭してきます。芸能人ブランドからはワンテンポ遅れてですが、ここから大量のインフルエンサーブランドが出てくる、『D2C戦国時代』がスタートするわけです。この背景は、博報堂の調査が詳しいので引用しておきます。

Z世代の特徴「バイヤー型消費」とは?――博報堂調査

https://marketing.itmedia.co.jp/mm/articles/2306/01/news196.html#_ga=2.105152011.941562333.1688007765-661682180.1669596638

2023年現在は、インフルエンサーブランドで成功したブランドがルミネや駅ビルの商業施設に店舗展開を始めています。またいくつかのブランドがブランド終了するなど淘汰の時代が始まったと感じます。

新しさはいつだってリスクがある

コロナも明けて新しい流れが生まれつつあることを感じます。それは榮倉さんのブランドかもしれないし、そうじゃないのかも。ただ新しいことを始めるにはいつだってリスクを負っているはずです。

私たちWeeelはそんなみなさんのプロフェッショるな伴走者として、動いていきたいです。

ぜひお困りの皆様はお声手かけください〜(榮倉さん待ってます)

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