【構造解析】インスタグラム リール250万リーチの裏側

こんにちわ。Weeelです。2024年 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。前回は決算書から紐解くブランド戦略といったかしこまった内容をPOSTしました。

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少し重たい内容でもあったため、今回は軽めの内容を。年末で弊社でコンサルティングしているアカウントで異常事態が発生しました。 そう、バズったのです。

目次

250万リーチ・7000フォロー・広告換算額280万円

220万リーチ、フォロー7000人という結果に。99%が新規のためプロフィールアクセス率が8万・3.8%と低く推移しましたが、フォロワー数は7000人、0.3%と非常に高い数字となりました。昨今は広告を出してもフォローは広がるとは限らないため、非常に効果が出た結果になりました。アカウントして伸びしろ(今までと違った顧客層)へアプローチができました。

面白かったのは、愛情度を示すサブスクリプション登録、EC総客数は上がらなかったことです。今回のアカウントは、料理かつ個人アカウントであったため、『知りたい層』は獲得できたが、『好き』や『買いたい』、『より深く知りたい』といったニーズは拾いきれていない結果となりました。

またCPM800円と想定した場合、広告換算額は280万円と非常に有効なコンテンツとなりました。

CPM

CPM=広告費÷広告の表示回数×1,000具体的には、全広告費用を広告が表示された総回数(インプレッション)で割り、その結果を1,000倍にします。 この計算により、広告が1,000回表示されるごとの平均費用(CPM)を算出できます。

アカウント

今回バズったアカウントはこちら。


普段は歳時記に合わせた料理のレシピ投稿や、商品紹介をメインでおこなっています。各投稿に対して顧客から必ずコメントが入る、熱狂的な顧客が多いアカウントです。
バズるというよりは、じわじわ顧客とつながっているアカウントです。

あの時レストランで食べた料理、待合室で見たオレンジページ、料理家さんのレシピ。 色々な方から影響されたアイデア料理を作ります。

40年間作り続けた’’魔法のレシピ”や、残り物のおかずも素敵に魅せるテーブルコーディネート。

チャチャっとできるアイデア料理で皆さんの生活をちょっと豊かにするお手伝いをします。

https://www.instagram.com/4kaochan/

バズったのはこれ

https://www.instagram.com/reel/C1egpU0y32x/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=ODhhZWM5NmIwOQ==

今回バズったのは『おせち料理』のリール動画。30日に投稿されたもので、3日〜4日間かけてリーチが上がっていきました。そもそも歳時記をフォーカスする理由は、短期的にニーズが集中し、コンテンツ価値が高いためです(≒費用対効果がいい)おせち、クリスマスなどはほぼ単月にvolが集中しています。

参考:Googleの検索ボリューム

インスタグラムの状況

2023年現在、インスタグラムは世界20億人、日本で4500万人が使用しています。

日本では約45,700,000人がInstagramを利用しており、ユーザー数は、今回集計したアジア11か国の中で3番目となっています。

インターネットユーザーの44.6%がInstagramを使用しており、53.5%(21,250,500人)が女性、46.5%(24,449,500人)が男性となっています。

https://find-model.jp/insta-lab/instagram-asia-users/

X(旧ツイッター)やyoutubeと比較すると、購買転換率が高いのが特徴です。フェイスブックと連携しているため年齢や性別などの属性情報と連携されており、かつ趣味趣向でつながるため、『売上につながるSNS』として評価されています。

エンゲージメント > リーチ

日本国内でのインスタグラムアップデートを見ていると、エンゲージを重視していることがわかります。23年7月にスタートしたサブスクリプションサービス、一斉配信チャンネルなどは、顧客とのつながり(コネクト)を重視しているサービスです。マスではなく特定の顧客とつながることで『コミュニティ』を生成していく『顧客戦略』のツールにアップデートの方向性が見えます。

Instagramサブスクリプションとは?新収益化機能の利用ガイド | EmbedSocial Japan

https://embedsocial.jp/blog/instagram-subscriptions/#:~:text=%E3%82%B5%E3%83%96%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%82%92%E5%88%A9%E7%94%A8,%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

個人的な見解としては、DRESS Xの成功事例をインスタグラムの機能として実装しようとしているのだと思います。ディスコードを使い成功している事例を、インスタグラムでどのように実現するのか、試行錯誤中なのだと思います。過去のスナップチャットからパクったストーリー機能もそうですが、インスタグラムは規模を活用したリーダー戦略の取り方が非常に上手いです。

Discord を活用するファッションブランドの試行錯誤

https://digiday.jp/glossy/the-trials-and-tribulations-of-fashion-brands-using-discord/

新規はリールから

インスタグラム公式でもアナウンスしていますが、新規獲得はリールと発見が現在のセオリーです。コンテンツのランクづけのプロセスには以下のシグナルが使用されています。

  1. あなたのアクティビティ
  2. 投稿者とのやり取りの履歴
  3. リール動画に関する情報
  4. 投稿者に関する情報

インスタグラム公式

https://about.instagram.com/ja-jp/blog/announcements/instagram-ranking-explained

今回の該当アカウントは、1,2,4に関してはすでに要件を満たしていたと考えています。各投稿にコメントが必ずつき、アカウントも『料理』に絞られている。実際アルゴリズムが変わる前は、フィードの保存数などエンゲージメントのポイント(今回でいう4)だけでリーチが伸びていました。

今回の考察は、『変化したポイント』を軸に考えていきます

構造解析

リール動画の強化は、23年夏くらいから実施していました。写真のクオリティアップとともに、動画の撮り方、どんなコンテンツがいいのかなど様々な角度でディスカッションを重ねました。最初に出た結論は、『フォロワーが好きで、私が好きなコンテンツを発信しよう』でした。

お客様起点

そうすると、『盛り付け動画』や『器のこと』などになりますが、なかなかヒットが出ない時期が続きました。

その中で、意図しないがなぜかまわる動画も出てきました。『人が出てる』『揚げている音がいい』などが考察されました。
このポイントに加え、『歳時記』にまつわるものであればいけるのでは、という手応えも出てきました。

決めては、『強者に学ぶ』

顧客を大切にすることは重要だが、その期待を超えることが最も重要である。今回のリールのバズりはまさにそのことを学びなおした気持ちです。

今まで『料理のアカウント』ということにこだわり、『顧客』の縛られていたため、模倣するのも料理アカウントでした。今回は目線を変え、『お花関連』の方を参考にしました。もちろん誰でもいいわけでなく、『少ない投稿でフォロワーが伸びしている』、『リーチが高いリールを作っている』、この2点を前提にしています。

https://www.instagram.com/_____084taro/reels/

この方のリールを見ていると、『構図の変化』や『テンポの良さ』といった動画のクオリティに必要なものがたくさん含まれています。まさにインスタグラム公式が発信している、『動画のシグナルが高いコンテンツ』を発信していました。

リール動画に関する情報。動画のコンテンツに関するシグナルです。動画で使われているオーディオトラックや映像などのほか、動画の人気度なども含まれます。

ティックトックでも検証してみた

 今回の構造解析をより強固にしたのは、ティックトックでも同じ現象が生まれたからです。今までティックトックはやっていませんでしたが、リールでのバズりを受け、急遽スタート。全く同じコンテンツをあげてみたところ、見事にインスタと同様の結果が生まれ、3〜4日間で1000人のフォロワーを獲得できました。

https://www.tiktok.com/@kaochan.kitchen

鉄は熱いうちに打つべし

年末の動画が動き出したことを受け、2つ目(1月1日)、3つ目(1月2日)の動画を一気に投稿しました。特に1日に配信したものは年末とほぼ同じ規模まで回っており効果を発揮しました。

また付随効果ですが、他の動画も回転数が上がっており、波及効果も見られました。

バズりで終わらせないために

今回はいろんなことがタイミングよく噛み合ったから生まれました。ただその根底には日々の積み重ねが間違いなく存在しています。また現状満足せず、何を変化させるか。動画のクオリティアップ、自分だけでなく他者にも学ぶ姿勢、、、。

正解がわからない世界でも、常に挑戦を続けることが重要だと、改めて感じることができた良い事例でした。

Weeelは、伴走型なので、運用に入り込んで支援が可能です。ファッション、それ以外の領域もウェルカムですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。 自分一人でやっているとどうしても考えが固まってしまいます。他者の意見をうまく取り入れながら、ビジネスを大きくしていきましょう!

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